ASTM A500 角管

その名の通り、 角管 中空の長尺鋼材で、平管、平角管、角平管とも呼ばれます。機械部品や工学構造物の製造では、製品の軽量化につながるため、ねじり強度と曲げ強度が等しい場合によく使用されます。

ASTMインターナショナル発行、ASTM A500シームレスで溶接可能な炭素構造用鋼の標準仕様です。ASTM A500 の角形鋼管は橋や建物などの一般構造用途に適しており、ボルト、リベット、溶接などで締結できます。

ASTM A500 角管

ASTM A500 角管の引張特性

ASTM A500 角管
最小伸び(Mpa) 310 400 427 400
降伏強さ(Mpa) 269 317 345 250
50.8mmあたりの最小伸び率、%D 25A 13B 21C 23B

ノート
A:肉厚(t)≧3.05mmの鋼管に適しています。薄肉鋼管の場合の最小伸びは、50.8mmあたりの2次長さ=56t+17.5(小数点第2位を四捨五入)で計算できます。
B: 肉厚 (t) ≥ 4.57mm の鋼管に適しています。薄肉鋼管の場合、最小伸びは次式で計算できます。 50.8mmあたりの伸び=61t+12、小数点第2位を四捨五入します。
C:肉厚(t)≧3.05mmの鋼管に適しています。より薄いチューブの場合、最小二次長さはメーカーと合意することができます。
D:規定の最小伸びは試験実験の参考値であり、鋼管取引上の技術基準ではありません。


投稿日時: 2023 年 10 月 13 日